断捨離作業中のソール.ライターの独白にも似た言葉がいい。物にはその人の人生が写し込まれていると思うが、ライター氏も埃だらけの、あるいは色あせた様々な物を手にするたびに記憶が甦り、心にさざ波が立つ。そのさざ波をカメラマンに語るような、独り言のような飾り気のない言葉にする。その様相に魅せられました。優しさに欠けた家族の中で育ったことを告白しますが、彼自身は家族皆の分までの優しさに溢れているようです。特別上等！の言葉を口にするわけではありませんが、聴いていると心が柔らかになっていく気がしました。眠くなった、のレヴューもありましたが、それが心穏やかになる印かもしれませんね。寝込んでしまうのもいいかと思います。

2023/05/31

・原題：Post Mortem・制作国：ハンガリー・制作年：2020年「Post Mortem」とはラテン語で「検視･死後(の)」等の意味がありますので、主人公トーマスの仕事も含まれるのでしょうが、たとえ身内や心から愛した人が亡くなったとしても私なら一緒に被写体になりたいとは思わないので冒頭から凄い違和感でした。それに、100年以上前の時代とはいえ、ご遺体の写真が見世物小屋でメシのタネとして存在することに違和感どころか、死者への冒涜とさえ感じました。大昔「エレファントマン」って映画を鑑賞し、大きな病気を抱え異形の彼(ジョン･メリック)を見世物小屋でヒドい晒し者にし稼いでいたサーカス小屋も確か19世紀で同じような時代だったので、それだけ人の心も荒廃していたってことなのでしょうか･･･。劇中、複数の死者が何度も「私を墓へ連れて行け」って言うのは、ご遺体の写真撮影やご遺体を見世物などにせず早く埋葬(日本なら火葬)して墓に入れてくれというメッセージにしか私には捉えられませんでした。第1次世界大戦が終結したが大量の犠牲者を出し、スペイン風邪の大流行でも大量の犠牲者を出したけど、現代のような医療が提供されない時代において、おまじないや神に祈ることでしか恐怖を抑えらない時代ではない時代に生まれたことに感謝ですね。主人公トーマスと共に行動する少女アナの鋼のメンタルには恐れ入りました。私ならビビリまくってチビッてます(笑)。それと、トーマスを自らの命を顧みず救出したマルチャの勇気も最高でした。あれだけ男がいながら、なんで誰も「俺が行く」と言わなかったのか？男はトーマス以外はメンヘラ？(笑)。そのマルチャ役のユーディト･シェルは映画女優としては勿論のこと、舞台女優としても活躍され、さらには歌手としてもCDを出すほどの実力者です。制作国ハンガリーの氏名表記は「姓→名」で基本的に日本と同じなので、例えばユーディト･シェルはハンガリー国内では「シェル･ユーディト」と表記されます。ラスト、トーマスとアナはゴーストバスターズとして次の村へ行く決意を固めるのは、溺死寸前で死の淵を彷徨ってる最中のトーマスに空中浮遊するアナの姿が見え、アナにもトーマスとまったく同じ映像が見えたから、2人は共に同じ特殊能力が存在すると察知したからですね。正直、辻褄の合わないシーンやツッコミどころはあるものの、テーマ･時代背景･全体的な画面の質感･空中浮遊や人体が引きずられる等の撮影手法･壁を這う影のような霊とその動き･ご遺体の質感etc、なかなかのデキだと感じました。あと、トーマスが村へ到着してすぐ、カバンを地面に置くと、そのカバンが少しだけ地中に埋没するのは、そこはご遺体を掘り出した場所だったからだったんですね。

2023/05/27

これからの人生の生き方を、カレンダーに書いて見える化すると、どうなるかが書いてあります。

2023/05/27

color sense

2023/05/26

東寺展で印象に残っていた明王像を購入しました。思っていた以上の製品で、東寺展の思い出がよみがえって来ました。

2023/05/24

最初はとけなかったので、楽しく取り組んでいたのですが、一度とけてしますと、次はすいすい・・・最初だけでした。でも、日が立ってまたすると面白いかも、またほかの人が行っているのを見ているのも、面白いものです。家族や、友達が多い人は、とても良い道具だとおもいますよ。

2023/05/21

飾るにはちょうど良いサイズで部屋の雰囲気が一新します。

2023/05/17

手の保湿の為探してました着け心地が凄く良いです沢山入ってて安くて良いですね

2023/05/17